学生寮・学生マンションでおしゃれな部屋特集！

学生寮と言うと、「古くて汚い」というイメージを持つ方も多いのではないでしょうか。しかし、そのようなイメージも今は昔の話。学生マンションや食事付き学生マンションといわれる物件は、一般の賃貸住宅と比べても引けをとらないような物件も少なくないようです。おしゃれな物件も沢山あるため、これから進学・入学を控えた方も心配ご無用です。当記事では、「学生寮・学生マンションでおしゃれな部屋特集」と題し、最近の学生寮・学生マンション事情を詳しくご紹介します。

冒頭でも述べたとおり、学生寮は古くて汚いというネガティブなイメージも、今は昔の話です。学生マンション・食事付き学生マンションといわれる物件は、おしゃれな物件も増加の傾向が見られるようになりました。特に、築年数の新しい物件を中心に、一般の賃貸物件でも珍しいおしゃれな設備が整った物件も増えてきました。ここでは、最近の学生寮・学生マンション事情をご紹介します。

学生マンションや食事付き学生マンションを謳った学生寮は、おしゃれなフリースペースがある物件も少なくありません。入居している学生が自由に集まれるスペースが設けられており、楽しくおしゃべりしたり、グループ学習に取り組んだり、大型テレビでゲームや映画鑑賞に興じたり、ホームパーティーを開催したり、活発な交流が行われています。学部・学科や学年を越えて交流できるため、部活やサークルに入っていない方にもおすすめです。

最新の学生マンション・食事付き学生マンションには、便利なラウンジがあるケースも珍しくありません。電子レンジや調理器具、ミニキッチン、ランドリーなどが備わっており、料理や洗濯など必要な家事をすべて済ませられます。食事が付かない学生寮でも、自炊することで栄養バランスを取り、食費を節約することも可能です。雑談や勉強もできるため、入居している他の学生とも自由に交流できます。学生同士の交流が盛んな物件では、食材を持ち寄って皆で料理を作り、定期的にホームパーティーを開催している学生寮もあるようです。

物件によっては屋上を開放し、風を感じる屋外テラスとして自由に利用できる学生寮もあるようです。学生マンション・食事付き学生マンションの居室はどうしても狭小な物件も少なくないなか、屋外テラスは周囲に邪魔するものがないため見晴らしもよく、リフレッシュできるのも魅力です。

天気のよい日や気候のよい季節は読書をしたり音楽を聴いたり、息抜きしつつ心穏やかに過ごせるなど、寮生活の安らぎの場所になるでしょう。なお、物件によっては最上階にフリースペースが併設されている学生寮もあります。

進学に伴う引っ越しは、転居費用だけでなく家具や家電を購入する費用など、なにかと物入りです。しかし、近年では統一感のある家具や家電が備え付けられた学生マンション・食事付き学生マンションも増えてきました。一通り家具家電が揃っている学生寮に入居できれば、引っ越しに伴う初期費用を大幅に抑えられます。また、学校卒業後に実家に戻る予定の方でも、家具家電を無駄にしなくて済むためおすすめです。地方から上京する方の場合は、引っ越しの手間が省けるというメリットもあります。

一般的に、学生寮の居室はシンプルなワンルームですが、一部の学生マンション・食事付き学生マンションは居室にベランダが付いている物件もあります。個別にベランダが付いていると太陽光が入りやすく部屋が明るくなり、気分転換に外の空気を吸ってリフレッシュすることも可能です。部屋干しや洗濯乾燥機も当たり前の学生寮で、洗濯物を天日干しできるメリットもあります。ただし、学生寮は一般の物件とは異なるルールが設けられているケースもあるため、ベランダの使い方については入居時に規約を十分確認しましょう。

女性の一人暮らしに不安を感じている方も多いかもしれません。しかし、学生マンションのなかには、女性専用マンションや女性専用フロアのある物件もあります。異性は基本的に立ち入れないため、女性の一人暮らしでも安心です。

ちなみに、物件によってはたとえ親族であっても、異性の立ち入りは一切できない物件もあります。そのため、親御さんや兄弟と面会する際は物件外で会うなど、多少の工夫が必要です。ただし、引っ越しや荷物の運搬などやむを得ない事情がある場合は、事前に申告しておくことで、一時的に異性の立ち入りが許されることもあります。

一人暮らしでもっとも大きな負担になるのが、毎日の食事です。親御さんにとっても、大切なお子様がきちんとした食生活を送っているか、不安かもしれません。食事付き学生マンションであれば、管理栄養士が監修した栄養バランスの取れた食事を毎日食べられます。共用スペースには寮生が集まる食堂があるため、気心の知れた仲間たちと楽しい食事の時間を過ごすことが可能です。

ちなみに、一般的な食事付き学生マンションは朝夕の食事が提供されるため、昼食は学食などで済ますことになります。また、土日祝日は食事が提供されない物件も多いため、無理のない範囲内で自炊の練習をすることも可能です。

築年数の新しい学生マンション・食事付き学生マンションを中心に、大迫力のシアタールームがある学生寮もあります。大画面テレビやプロジェクターが備え付けられており、寮生であればいつでも自由に利用できるのも魅力です。クッションやソファーがあり、映画を見ながらのんびりくつろぎの時間を過ごせます。勉強に疲れた合間などに、映画を見てリフレッシュすることも可能です。学生同士の交流も盛んで、フリースペースやラウンジとともに、寮生活の憩いの場になることでしょう。

学生の本分は勉強です。学生マンション・食事付き学生マンションは、勉強に集中できるスタディルームがある物件もあります。机と机が区切られた個別ブースになっているスタディルームも多く、居室だと誘惑が多くて勉強に集中できない、という方におすすめです。

また、マンモス校を中心に、定期試験の時期になると図書館が満席になる場合もあります。学生寮のスタディルームは寮生しか利用できないため、勉強のために席取りをする必要もありません。さまざまな誘惑から距離をおいて、誰にも邪魔されずに勉強に没頭することが可能です。

最新の学生マンションや食事付き学生マンションは、フリースペースやラウンジ、屋外テラス、シアタールームなどがある物件もあり、これまでの学生寮とは全く異なります。大規模校を中心に、おしゃれな提携学生寮のある学校も少なくありません。

ここでは、キャンパスライフのモチベーションが上がる、おしゃれな学生寮・学生マンションをご紹介します。

新宿駅まで約12分の特急停車駅である千歳烏山駅に位置する「キャンパスヴィレッジ千歳烏山」は、家具家電・食事付き、管理人常駐で安心の学生マンションです。千歳烏山駅からマンションまで徒歩4分とアクセスもよく、毎日の通学に便利なのはもちろん、駅周辺には商業施設があり夜でも人通りが多いため、日頃の生活にも心配がありません。

居室内には人気の独立洗面化粧台や温水洗浄便座があり、バス・トイレ別で収納も豊富にあるため、快適に過ごすことが可能です。

日差しが差し込む、明るく開放感のあるフリースペースが魅力の学生マンションです。

小田急電鉄小田原線の生田駅に位置する「キャンパスヴィレッジ生田」は、2024年3月にオープンしたばかりの新築学生マンションです。家具家電・食事付き、管理人平日日勤で女性専用フロアもあるため、初めての一人暮らしでも安心して生活できます。平日朝夕2食の食事が提供されるため、一人暮らしで負担の大きい食事面の不安もありません。

ちなみに、食事は選択制になっているため、「食事なし」の契約も可能です。居室内には人気の独立洗面化粧台や温水洗浄便座があり、バス・トイレ別で浴室乾燥機もついているため、快適に生活できます。

木のぬくもりを感じることが出来る、あたたかく落ち着いた雰囲気が魅力の学生マンションです。

京福北野線の北野白梅町駅に位置する「キャンパスヴィレッジ京都衣笠」は、2022年にオープンした比較的新しい学生マンションです。家具家電・食事付き、管理人平日日勤で困ったことも気軽に相談できるため、初めての一人暮らしでも安心して生活できます。平日朝夕2食の食事提供があるため、栄養面の心配もありません。
なお、食事は選択制となっており、「食事なし」の契約も可能です。共用スペースにはシェアキッチンがあり、一人でも友人同士でも自由に活用できます。

こだわりのインテリアと、モダンな雰囲気が魅力の学生マンションです。

京都市烏丸線の今出川駅に位置する「キャンパスヴィレッジ京都今出川通」も、「キャンパスヴィレッジ京都衣笠」と同じく2022年にオープンした比較的新しい学生マンションです。家具家電・食事付き、管理人は平日日勤で勤務しているため、初めての一人暮らしでも不安はありません。
選択制の食事は平日朝夕の2食が提供されるため、一人暮らしではおろそかになりがちな栄養面も安心です。なお、食事は一食単位の選択制となっており、学業やイベントに合わせて自由に選択できます。

緑を多く取り入れリラックスできる雰囲気が魅力の学生マンションです。

近鉄大阪線の弥刀駅から徒歩12分、近鉄大阪線の長瀬駅から徒歩20分に位置する「キャンパスヴィレッジ大阪近大前」は、2022年1月に竣工した家具家電付きの築浅学生マンションです。選択制の食事は平日朝夕2食が提供されるため、一人暮らしで不安な栄養面の心配もありません。
また、女性専用フロアも用意されているため、女性の一人暮らしも安心です。カフェテリア・ラウンジ・シアタールームには雑誌やコミックが常備してあり、共用スペースで自由に利用できます。

開放感のあるフリースペースと、遊び心の感じられる空間が魅力の学生マンションです。

「KDXレジデンス神戸元町（旧リビオセゾン神戸元町）」は、2024年3月に竣工したばかりの新築学生マンションです。JR東海道本線の元町駅、神戸市西神山手線の県庁前駅、阪神電鉄本線の元町駅からそれぞれ徒歩3分程度の好立地にあります。共用スペースにはミーティングスペース・リラックススペース・オープンラウンジなどがあり、設備が充実しているのもポイントです。
居室内にはデスク・チェア・ベッド・洗濯機・冷蔵庫・電子レンジといった家具家電が備え付けられており、入居してすぐに新生活をスタートできます。

内装や照明にこだわった、ヴィンテージな雰囲気が魅力の学生マンションです。

物件によっても異なりますが、学生寮の居室は比較的コンパクトにまとめられているケースも少なくありません。狭い居室でも快適に過ごすには、部屋のレイアウトにある種のテクニックが必要です。ここでは、狭い部屋でも諦めない、一人暮らしレイアウトのテクニックをご紹介します。

狭くても生活しやすい部屋を実現するには、一直線の進路を作って生活動線をシンプルにすることが重要です。そもそも生活動線とは、日常生活においてリビングからトイレ・浴室・キッチンに移動する動線を指します。この動線が複雑だと室内の移動にストレスを感じるため、快適な生活とは言えません。部屋のレイアウトを決めるときは、目的の場所まで最短経路で行けるよう、動線を確保することが肝心です。例えば、狭い居室の場合は、家具家電を一方の壁に寄せて配置し、連続した一直線の空間を作ることがポイントです。移動しやすくなるだけでなく、部屋が広く見える効果もあります。

家具はなるべくシンプルで統一感のあるものを選び、個数も最小限に厳選しましょう。なぜなら、統一感のない家具を沢山並べると、圧迫感が出てしまうからです。逆に、スペースに余裕のない狭い部屋でも、シンプルさと統一感を念頭にインテリアを選べば、すっきりとした開放感のある空間を演出できます。シンプルさと統一感以外にも、家具を選ぶ場合は高さを揃えることも重要です。インテリアを決める場合、まずはハイスタイルかロースタイルか、生活スタイルを決めましょう。

前述のとおり、インテリアを決める場合は、最初にハイスタイルかロースタイルかを決めることが重要です。ハイスタイルはダイニングテーブルにハイチェア、ロースタイルはローテーブルに床座の生活スタイルを指します。どちらのスタイルが最適かはライフスタイルによって異なりますが、狭い部屋の場合はロースタイルがおすすめです。目線の高さより低い家具を選ぶことで、部屋の圧迫感を大幅に軽減できます。視線を遮らないロースタイル家具で、抜け感を演出することも可能です。また、白やアイボリーといった膨張色をメインカラーにインテリアを選ぶことで、より広々とした空間を演出できます。

その他のテクニックとしては、錯覚を利用して奥行き感を付け足す方法があります。例えば、出入り口や窓が映る位置に鏡を置けば、部屋が広くなったように感じる奥行き感を演出することが可能です。
鏡を置くことに抵抗がある場合は、間接照明を配置して奥行き感を付け足す方法もあります。そもそも人間は暗いところより明るいところに視線が行くため、部屋の隅など光量の足りないところに照明を足してあげると、空間の広がりや奥行きを演出することが可能です。その他にも、少し難易度は高くなりますが、開放感を感じるようなアート作品を飾る方法もあります。

ここまで、日本国内のおしゃれな学生寮を紹介してきました。しかし、海外にもおしゃれで伝統ある学生寮は少なくありません。なかには、映画のロケ地として使われるような学生寮もあるため、海外留学を検討している方は必見です。ここでは、海外のおしゃれな学生寮をご紹介します。

マサチューセッツ工科大学は、マサチューセッツ州ケンブリッジに所在する、アメリカの名門工科大学です。MITとも呼ばれるマサチューセッツ工科大学には現在11もの学生寮があり、建築学に力を入れている同大学らしい印象的な建物も少なくありません。

例えば、著名な建築家であるスティーヴン・ホールが手がけた「Simmons Hall」はパズルゲームのような外観をしており、非常に印象的です。その他にも、赤レンガが印象的な倉庫を改装した「The Warehouse」、チャールズ川沿いの高層マンションが一棟まるまる学生寮になっている「Tang Hall」などがあります。学生生活課はMITでの生活と学習環境の向上を使命としており、寮生に対し万全の環境と豊かなソーシャルネットワークを提供しているのも特徴です。

オックスフォード大学は、多くの企業が本拠を置く産業都市でもあるオックスフォードに所在する、イギリスの名門総合大学です。現在オックスフォード大学には38のカレッジがあり、一部の例外を除いてカレッジには学生寮が併設されています。

数ある学生寮のなかでもっとも有名なのが、映画「ハリー・ポッター」の撮影にも使われた「クライストチャーチ・カレッジ」です。イギリスの首相を多数輩出したほか、著名な数学者・論理学者であるルイス・キャロルが教鞭を執ったことでも知られています。学業に励みながらカレッジ内で衣食住のすべてがまかなえるため、勉強や研究に集中できる環境が整っているのも特徴です。その他にも、歴史的建造物に実際に住めるという、代えがたい魅力もあります。

コペンハーゲン大学は、北欧のパリと呼ばれる港町コペンハーゲンに所在する、デンマークの伝統的な公立大学です。コペンハーゲンの周辺には複数のキャンパスが点在しており、街中には学生寮も多数存在しています。

なかでも有名なのが、2006年にデンマークの著名な建築事務所であるLundgaard＆Tranbergが手掛けた「Tietgenkollegiet」です。「ティットゲン」と呼ばれて親しまれているこの学生寮は、国際的に有名なRIBA（Royal Institute of British Architects）国際賞を受賞しており、コロシアムのような円形の構造から、世界一クールな学生寮とも称されています。入居希望者も非常に多く、新たな入居者はすでに入居している学生が話し合って決める、というシステムも特徴的です。

ナジック学生マンションでも、綺麗でおしゃれな物件を多くご紹介しています。学生生活のモチベーションが上がる物件ばかりですので、ぜひチェックしてみてください。

今回はおしゃれな学生寮、そして学生マンションをご紹介しました。学生寮と言うと古く汚いイメージですが、学生マンションや食事付き学生マンションと呼ばれる最新の学生寮は、一般的な賃貸住宅と遜色ありません。
共用スペースにはフリースペースやラウンジ、屋外テラス、シアタールームなどがある物件もあり、昔の学生寮とは全く異なる存在です。一方、学生寮の居室は比較的コンパクトにまとめられていますが、レイアウトにこだわることで開放感も演出できます。おしゃれな学生寮に入居し、充実したキャンパスライフを実現しましょう。