進学に伴い、これから一人暮らしを始めるにあたって、食事付き学生マンションを検討している学生さんも多いのではないでしょうか。
食事付き学生マンションでは、一人暮らしの生活を謳歌しながら、栄養バランスのとれたできたてのご飯を朝夕食べられることが、最大の特長となります。学生寮と一般的な一人暮らしのいいとこ取りをしたような仕組みですが、デメリットや値段も知っておきたいところです。
食事付き学生マンションのデメリットは?値段は?
学生マンション(食事付き)ってどんなところ?
食事付き学生マンションは名前のとおり、食事が付いている学生マンションのことです。ここでは、学生マンションの基礎知識や、他の物件との違い、食事付き学生マンションの特徴について確認しましょう。
そもそも学生マンションとは
学生マンションとは、入居者のほとんどが学生の賃貸物件のことです。学生が住むことを想定しているため、通学や防犯に配慮された設備や立地となっています。入居できるのは学生が中心のため、原則として卒業するタイミングで退去しなければなりません。
物件によっては、女性専用マンションや女性専用フロアもあるため、防犯面が気になる方も安心して入居できます。
自分に合った学生マンションを選ぶには
学生マンションは学生寮や学生会館のような門限もなく、一般的な賃貸物件と同じように自由に生活できます。友達や家族を招いたり、宿泊したりすることも可能です。
ただし、女性専用マンションは同性しか館内に入れないケースもあるため、事前に確認しておきましょう。
一般的な賃貸物件と同様に、駐輪場が用意されている物件もあるため、自転車はあまり問題になりませんが、バイクや車を停めたい場合は、駐車場がある物件を選ばなくてはなりません。また、楽器の演奏をしたい場合は、防音ルームが用意されているマンションを選ぶ必要があります。
宅配物の受け取りは、一部の物件を除き、インターホンを利用し各部屋からエントランスおよび各フロアを遠隔開錠できます。不在にしがちな人は、宅配BOXが備え付けられたマンションを選ぶと良いでしょう。
学生マンションの費用
学生マンションに住むうえで発生する費用は、以下が挙げられます。
● 敷金
家賃の未払いや部屋を損傷した場合の修繕費用などを保証するために、貸主に預け入れるお金です。退去時に家賃の未払いや修繕費用を差し引いて、余剰がある場合は返金されます。
● 礼金
賃貸借契約時に、借主から貸主に支払われる一時金の1つで、貸主に対して、部屋を貸してくれるお礼の意味合いで渡すお金です。
● 入館料
ナジック独自の家賃制度で、ご契約時(またはご契約更新時)に一括してお支払いしていただく年間賃料のことです。契約を中途解約された場合、解約された翌月からご契約満了までの入館料(または更新入館料)を月割りで返金されるところもあります。
● 更新料(更新入館料)
契約の更新に際して貸主に支払うお金です。このお金は退去時に返金されることはありません。
● 家賃
原則として、お部屋の鍵の受け取りが完了し、入居できる日から家賃が発生します。契約の申込日や成立日から請求されることはありません。
● 共益費
エントランスや廊下、エレベーター、食堂などの共用部分の維持・管理、利用する設備や施設の維持・管理をするために充当される費用です。家賃とは別に負担する必要があります。
● 仲介手数料
不動産会社が契約を成立させたときに請求する手数料のことです。貸主から契約の承諾通知を受け、契約成立となった時点で発生いたします。
中には敷金や入館料が不要な物件もあります。インターネットについては、無料で利用できる物件もあります。電気・ガス・水道のライフラインに関しては、自身で電力会社やガス会社に利用申込み手続きをして、料金を支払うことが多いようです。
学生マンションによっては指定の会社を利用するケースや、固定費として契約条件に入っているケースもあるため、案内時や重要事項説明にて確認しましょう。
一般的な賃貸物件との違い
一般的な賃貸物件は、学生だけでなく、基本的には誰もが入居できます。入居者を学生に限定していないため、卒業しても更新すれば住み続けることが可能です。
ただし、一般的な賃貸物件は安い家賃帯の場合、駅から遠かったり、防犯面に不安があったりする傾向にあります。学生マンションは、学生が快適かつ安全に生活できるように、通学や防犯に配慮された設備や立地の物件がほとんどです。
このように、学生マンションは学生に特化した物件という点が、一般的な物件との大きな違いと言えるでしょう。また、学生マンションは共用部が充実しているため、友達を作りやすい環境となっています。
ナジックでは「合格発表前申込」というサービスを用意しています。合格発表前に申し込んでおくことで、物件をキープできるサービスです。一般的な賃貸物件は合否判明関係なく申込みも契約もできますが、落ちてもキャンセルできないのがネックです。合否に関わらず契約が進んでしまい、最悪キャンセル料が発生することもあります。
また、入居の申し込みが集中する合格発表後は、優良な物件は埋まってしまっているケースも多く、限られた物件の中から選ぶことになるでしょう。さらに、入学直前に内見・契約・引越し準備をしなければならず、慌ただしくなりがちです。
学生マンションであれば、合格発表前に見学や部屋の取り置きをすることで、合否を確認した後スムーズにお部屋を契約できます。もしものときは無料でキャンセルできる点も、学生マンションならではの特長でしょう。
学生会館や学生寮との違い
学生会館とは、共同生活を基本とした学生限定の物件です。多くの物件では、寮長や寮母が在中しており、食事付き、共同のお風呂・トイレ、門限ありとなっています。学生会館と学生寮は呼び名が違うだけで、ほとんど同じものです。一人暮らしが不安な方や、規則正しい生活を送りたい方に適している物件タイプと言えるでしょう。
学生マンションは一般的な賃貸物件とほとんど変わらず、お風呂やトイレは個人の部屋に備わっており、寮長や寮母もいません。自由な生活を送りたい方や、プライバシーを重視している方は、学生マンションが適しているでしょう。
食事付き学生マンションの特徴
食事付き学生マンションの食事時間の目安は、朝食は7時~9時、夕食は18時~21時30分です。物件によって異なりますが、この時間帯の学生マンションが多い傾向にあります。
土日祝日や夏季休暇、年末年始は食事提供がないため、自分で用意しなければなりません。一部、土曜日に食事提供を行っている物件もあります。
勉強や部活・サークル、アルバイトで忙しい中でも、管理栄養士監修の栄養バランスのとれた食事を食べられるため、初めての一人暮らしも安心です。
学生マンション(食事付き)のほかにも、魅力的な学生マンションがいっぱい
学生マンションには、入居する学生のニーズに合わせた物件が数多くあります。食事付き・女性専用・家具家電付きなど、複数の特徴を併せ持った物件もあるため、希望のエリアで探してみましょう。
ここでは、女性専用学生マンションと家具家電付き学生マンションの、それぞれの特徴をご紹介します。
女性専用学生マンション
入居者が女性のみの学生マンションなので、洗濯物を干したり、エレベーターに乗り合わせたりする際なども、安心感があります。設備によるセキュリティ以外にも、安心感がほしい方にぴったりです。
また、女性に優しい設備やサービスも充実しているケースがあります。例えば、女性に人気の温水洗浄便座やIHクッキングヒーターが付いている物件、共有スペースがおしゃれな物件などです。
女性同士のコミュニティのため、日常生活でのふとしたときのすれ違いにも、安心感を持って暮らせるでしょう。友達が作りやすい点も、学生マンションならではの特長です。
女子寮ではないため、基本的に門限はありません。勉強や部活動・サークル活動、アルバイトなどで遅くなっても、いつでも帰宅できるため、自由なライフスタイルで過ごせます。
帰る時間が遅くなってしまっても、住人は女性のみであることに加え、セキュリティ対策も万全のため、安心して帰宅できるでしょう。
家具家電付き学生マンション
家具家電があらかじめ備わっている学生マンションです。一人暮らしに必要な家具家電を揃える費用を抑えられるうえ、スムーズに新生活を始められる物件となっています。備品は物件によって異なりますが、洗濯機・冷蔵庫・電子レンジ・居室照明などが設置されていることが多いようです。
物件によっては、ベッドフレームやマットレス、収納、机、イスが備わっている物件もあります。家具家電付き物件でなくても、エアコンはほぼ設置されています。設置されている家具家電は物件によって異なるため、情報サイトをよく確認したり、管理会社へ確認したりしてみましょう。
コストを抑えられるだけでなく、引っ越しや退去の労力が軽減される点も、家具家電付き物件に入居するメリットです。特に、キャンパス移動がある学部や、在学中のみ一人暮らしをする予定の学生は、あまり家具家電を増やしたくないでしょう。
家具家電付き物件であれば、新たに買いそろえる家具家電を最小限に抑えられます。
逆に、自分で新品の家具家電を購入したい人や、今後一人暮らしを続ける予定がある人は、家具家電付きの物件でなくても良いかもしれません。
学生マンションのメリット・デメリットは?
学生マンションは初めて一人暮らしを始める学生に人気のある物件ですが、メリットとデメリットがあります。入居を決定する前に、学生マンションのメリット・デメリットについて確認しておきましょう。
学生マンションのメリット
学生マンションに入居するメリットは以下のとおりです。
● セキュリティが充実している
学生マンションは、防犯カメラやオートロック、モニター付きインターホンなどセキュリティが充実している物件が多いです。なかには、管理人が常駐もしくは日勤で勤務している物件もあります。
よりセキュリティ面を重視するのであれば、管理人が常駐している物件を選ぶと良いでしょう。また、警備スタッフが24時間いつでも駆けつける体制が整っています。初めての一人暮らしでも安心して生活できる点が最大のメリットです。
● 友達ができやすい
近隣もしくは同じ学校の学生が入居しているため、友達を作りやすい環境となっています。共有スペースがある物件では、友達同士で会話を楽しんだり、新しい友達を作ったりできます。
不安なことが多い初めての一人暮らしでも、周囲に同年代が数多くいれば、日常的に支え合えるため心強いでしょう。
● 食事付きの物件がある
食事付の物件がある点もメリットです。学生寮のような厳しいルールはなく、一人暮らしを満喫しながら、栄養バランスのとれたできたての食事を朝夕食べられます。
学生マンションのデメリット
一方で、以下のようなデメリットもあります。
● 物件数が少ない
一般の賃貸物件と比較して、物件数が少ない傾向にあります。特に人気の大学エリアや好条件の物件は、すぐに空きがなくなってしまうでしょう。条件の良い物件を選ぶためには、「合格発表前申込」の利用もおすすめです。
● 設備やサービスが伴った家賃設定になっている
近年、学校が都心部への回帰を目指していると言われており、それに伴い学生マンションの建っている立地は良好なケースが多く、セキュリティや学生向けサービスなどの充実に伴った家賃設定になっています。
実家からの仕送りがあれば問題ありませんが、自分のアルバイト代のみから家賃を支払う場合は、きちんとまかなえるか生活設計をしておきましょう。
● 騒音が気になる場合がある
どの形態の賃貸住宅でも言えますが、学生マンションでも騒音が気になる場合があるかもしれません。学生同士で会話がはずんで、にぎやかになることも考えられます。
入居後に騒音が気になる場合は、管理会社に相談してみましょう。
学生マンションに向いている人・向いていない人
特徴やメリット・デメリットから、本当に自分に合っているか確認しましょう。
学生マンションに向いている人
以下のような人は学生マンションに向いています。
・ セキュリティ面や利便性を優先したい人
・ 初めて上京や一人暮らしをする人
・ 友達を作りたい人
・ 家具家電の購入費用を抑えたい人
・ 食事付きの物件に住みたい人
学生マンションに向いていない人
以下のような人は、一般的な賃貸物件の方が向いているかもしれません。
・卒業後も長く住み続けたい人
・セキュリティや設備よりも家賃を抑えるのが優先な人
・とにかくたくさんの物件数の中から選び抜きたい人
・引っ越しの時期がいつでも可能な人
学生マンション(食事付き)のメリット・デメリットは?
食事付き学生マンションには、特有のメリット・デメリットがあります。メリットとデメリットを把握してから、選ぶべきかどうかを検討しましょう。
学生マンション(食事付き)のメリット
食事付きの学生マンションのメリットとして、以下が挙げられます。
● 毎日栄養バランスのとれた食事を食べられる
管理栄養士監修の、栄養バランスのとれた食事を毎日食べられます。
毎日献立が変わるのも、うれしいポイントかもしれません。季節やイベントを意識してメニューは考えられていますので、きっと食事が楽しみになるはずです。
食事時間もある程度決まっているため、規則正しい生活も送りやすくなるでしょう。
● 和気あいあいとした雰囲気の中で食事を楽しめる
一人で暮らしていると、どうしても食事は一人になりがちです。
食事付きの学生マンションであれば、他の学生たちがいる和気あいあいとした雰囲気の中で、食事を楽しめます。友達と食事をとったり、ゆっくり一人で食べたりするなど、その日の気分やスケジュールに合わせて過ごせます。
● スムーズに一人暮らしを始められる
自炊のために食器や調理器具を用意しなくて済むため、スムーズに一人暮らしを始められます。
通常の一人暮らしと比較して、経済的・時間的な負担を抑えられるでしょう。前述のように、土日祝日は自分でご飯を用意しなければならない点には注意が必要です。
学生マンション(食事付き)のデメリット
メリットがある一方で、自分のペースで食事をすることに多少の制約がある点は、デメリットとなるかもしれません。食事の提供時間が決まっているため、寝坊してしまったり、帰宅が遅くなったりした場合は、食事を自分で用意する必要があります。
食欲に波がある人や、規則正しい生活が難しい人など、毎日決まった時間に一定量の食事をとれない人には、食事付きの物件はあまり適していません。とはいえ、ある程度長めに食事提供時間は設けられていますので、そこまで大きなデメリットにはなりづらいはずです。
あえて食事付きの物件を選ぶことで、規則正しい食生活を身に付ける手段としても活用できます。
一人暮らしで自炊がよい?食事付きの学生マンションのほうがよい?
勉強や部活動・サークル活動、アルバイトで忙しい学生は、一人暮らしで自炊をするより、食事付き物件で生活するほうが安心です。一人暮らしで自炊する場合、自分で献立を考え、買い出し・調理・後片付けをしなければなりません。
慣れないうちは、お金や時間が想定以上にかかる場合もあります。勉強や部活動・サークル活動、アルバイトの合間に慣れない自炊を毎日することは、意外と大変です。
食事が付いていれば、自炊に必要な時間や労力がかからず、その分の時間を勉強や友達との交流、アルバイト、睡眠などに充てられるでしょう。自炊力を身に付けたい場合は、食事提供がない土日祝日に練習できます。最初から毎日自炊するのはハードルも高いですが、週末や祝日など少ない日数から始めるのであれば、挑戦しやすいでしょう。
慣れない一人暮らしで体調を崩さないためにも、まずは食事付き学生マンションで栄養バランスのとれた食生活を送り、生活リズムを整えることから始めることをおすすめします。
学生マンション(食事付き)に向いている人・向いていない人
学生マンションのなかでも、食事付き物件に向いているかどうかは、人それぞれです。ここでは、自分が食事付き物件を選ぶべきかどうかを確認しましょう。
学生マンション(食事付き)に向いている人
食事付きの学生マンションに向いているのは以下のような人です。
・自炊が苦手な人
・忙しくて自炊する時間がない人
・栄養バランスのとれた食事を食べたい人
・誰かと一緒に食事をとりたい人
・決まった時間にご飯を食べたい人
学生マンション(食事付き)に向いていない人
以下のような人は、食事付きにする必要はないでしょう。
・自炊をしたい人
・アルバイト先でまかないが出る人
・決まった時間にご飯を食べることが難しい人
・静かな空間でご飯を食べたい人
・好き嫌いが多い人
学生マンションの食事は値段が高いのか?
食事付きの学生マンションと自分で食事を用意するのとでは、どちらが経済的か気になるところです。食事の取り方は人によって異なり断定はできないため、自分の場合に置き換えながら参考にしてください。
食費だけでなく、栄養バランスや量、光熱費なども判断材料にすることが大切です。ここでは、学生マンションの食費や、一人暮らしの大学生の食費について解説します。
学生マンションの食費
学生マンションの食費は物件によって異なりますが、1か月20,000円前後に設定されている場合が多い傾向にあります。学食のように1回の食事ごとに支払うわけではないため、支出の管理がしやすい点がメリットです。
栄養バランスがしっかりとれた食事が1食あたり300円前後に収まることから考えると、経済的と言えるでしょう。
一人暮らしの大学生の食費
全国大学協連の調査によると、一人暮らしの大学生の1ヶ月の平均食費は24,130円と公表されています。一人暮らし全般の平均食費よりも低く、自炊や学食、親からの食品の仕送り、アルバイト先のまかないなどで、工夫して食費を抑えている人も多いようです。
あくまで平均値であるため、外食が多い人は、この金額を大幅に超えてしまう可能性もあります。
結局どちらが経済的?
栄養バランスや量、光熱費などを考慮すると、学生マンションの食事の方が経済的だと考えられます。自炊の場合は光熱費がかかり、栄養バランスを優先すると食費が高くなりがちです。物価高の影響で、調味料や食品の価格も上昇しています。
親からの食品の仕送りやアルバイト先のまかないがない場合、食費を平均以下に抑えることは難しいでしょう。また、食費を抑えるとなると、どうしても栄養バランスが偏ってしまいます。
これらを考慮すると、一人暮らしの学生には、食事付きの学生マンションが最適です。
食事の契約内容について
食事付き学生マンションの多くは、土日祝日は食事の提供がありません。週末は意識しやすいものの、祝日は食事の提供がないことを忘れがちなので注意が必要です。
当日困らないように、食事の提供がない日の食事方法については、事前に検討しておきましょう。
自炊する
週末や祝日だけでも自炊すると、自炊力を養えます。自炊力を鍛えておけば、就職後に本格的に一人暮らしを始めたときにも役立つでしょう。
自炊を続けられるかわからないうちは、プレッシャーを感じないように、調理器具や食器類は最小限にしておくとよいかもしれません。
自炊することを想定している場合は、実家にいるうちに料理の練習をしておくと、スムーズに自炊を始められます。火災の不安がある人は、IHクッキングヒーターの物件を選ぶと良いでしょう。
一人で調理することが不安な場合は、共有キッチンが備わった物件もおすすめです。また、近所にスーパーが複数ある物件を選ぶと、食材を調達しやすくなります。なお、家具家電付き物件の場合、設置されている冷蔵庫は小さい場合もあるため注意しましょう。
外食する
食事の提供がない週末や祝日は、外食で済ませるという選択肢もあります。
ただし、三食外食するとなると食費がかさんでしまうため、自炊と組み合わせることが望ましいでしょう。自炊が難しい場合は、学割がある飲食店を利用したり、安価で食べられる行きつけのお店を見つけておいたりする、といった工夫が必要です。
同じ学生マンションに住んでいる学生に、週末や祝日の食事について聞いてみると参考になります。
自炊や外食をできるだけ避けたい場合は、土曜日も食事提供を行っている学生マンションを選ぶことも、視野に入れておきましょう。
お惣菜やお弁当を買う
スーパーマーケットやコンビニエンスストア、弁当店などでお惣菜やお弁当を買う方法もあります。時間帯によっては値引きされていてお得に買える点がメリットです。弁当店の場合、その場で作ってもらえる場合もあるため、できたてを食べたいときにもぴったりでしょう。
ただし、お惣菜やお弁当は日持ちしないことが多いため、消費期限には注意が必要です。
また、部屋に電子レンジが設置されていない場合は、自分で用意しなければなりません。
家にストックを置いておく
パックご飯やインスタント麺、栄養食、非常食など、すぐに食べられるものを常備しておくことも大切です。食事提供がない日に風邪を引いてしまったり、疲れていて外出できなかったりするときでも、食事に困りません。
体調不良や食欲がないときのために、おかゆやスポーツドリンク、栄養ゼリーなども備えておくと安心です。
ただし、食品をストックする際は、消費期限に注意して管理しましょう。
実際の食事内容をご紹介
実際の食事内容を確認しましょう。とある学生マンションの1週間の献立表です。
和食や洋食に偏らず、色々なメニューを楽しめます。イベントメニューや、季節ごとのオリジナルメニューも楽しみの一つです。管理栄養士監修のメニューなので、カロリーや塩分もしっかり管理されています。
食事付き学生マンションで食事がいらない場合、選べる?
一部、食事提供必須の学生マンションもありますが、選択制の物件がほとんどです。最初から「食事なし」のプランを選べる物件や、月単位で契約する物件などがあります。なお、食事を休止・再開する際は、2か月前に申請する必要がある物件もあるため注意が必要です。ただし、食事ありで契約していた日に食事をしなかったとしても、返金はされません。
食事の申請ルールを把握すれば、生活スタイルに合わせた快適な食生活を送れるでしょう。最初は食堂を利用しておいて、一人暮らしに慣れてきたら自炊を始めることも可能です。
食事の提供がない学生マンションでは、必ず自分で用意しなければなりません。食事付きの学生マンションに入居すれば、生活スタイルに合わせて食堂の利用か自炊を選べます。
最初は自炊できると思っていても、実際に学生生活が始まると、想像していた生活スタイルと実際の生活スタイルが全く異なることも少なくありません。毎日自分で食事を用意することが難しくなったときに備えて、最初から食事付き学生マンションを選んでおくと安心です。
食事付き学生マンションを探すなら「ナジック」がおすすめ
食事付き学生マンションを探すなら、全国の学生向け賃貸物件情報サイト「ナジック」の利用がおすすめです。
ナジックなら、全国各地の食事付き学生マンションを比較検討できます。ここでは、ナジックの特徴や安心のサービス、お問合せ・来店方法についてご紹介します。
「ナジック」の特徴
ナジックには、以下の3つの特徴があります。
● 学校との提携
全国693校の大学・専門学校と、一人暮らしの学生を総合的にサポートする業務提携を結んでいます(2024年4月時点)。多くの学校と連携しているため、安心して一人暮らしをスタートできます。
● ジャンプシステム
一般的な賃貸物件は、正式な申し込みから契約開始まで2週間~1か月程度とされているため、早い時期に申し込むと無駄な家賃の支払いが発生してしまいます。ナジックジャンプシステムでは、早期に契約しても家賃は春からとなります。このシステムを利用すれば、春からの入居でも早期に申し込み可能なため、余裕をもってお部屋探しや引っ越し準備ができ、無駄な家賃の支払いも発生しません。
● 自宅で相談から契約手続きまで完了
ナジックでは、ビデオ通話や電話、メール、LINEで店舗に相談することが可能です。ご契約希望のお部屋が決定したら、ご自宅でタブレットやスマートフォンからマンションの「Web申し込み」ができます。
入居審査終了後、別途ご自宅へ契約書類やサービスのパンフレット、重要事項説明書をお送りいたします。ビデオ通話で重要事項の説明を実施します(30分程度)。
記名押印をした契約書を返送していただいた後、契約金をお振込みいただき、着金確認が取れれば契約完了です。郵送または担当店舗へのご来店にて鍵をお渡しし、引っ越し後に新生活スタートとなります。このように、自宅で相談から契約まで、すべての手続きを完了することが可能です。
「ナジッククラブ24」で安心のサポート
ナジックには、一人暮らしを24時間体制でサポートする「ナジッククラブ24」という会員サービスがあります。トラブル対応、健康や就職の悩みなどをフォローするサービスです。そのほか、コミュニティ形成やキャリア支援のプログラム、アルバイト紹介なども行っています。また、国内宿泊やグルメ、ショッピングなども優待価格で利用可能です。
メンテナンスサービス24では、以下のような困りごとに対応しています。
● 安否確認
入居者と連絡がとれない
● 水廻り
キッチンの水が流れない、排水管が詰まった
● 近隣トラブル
どこかの部屋が騒がしい
● 不審者
不審者がうろついている
● 設備機器トラブル
突風でガラスが割れた、お湯が出ない
● 鍵
鍵をなくして部屋に入れない
メディカルサービス24では、ケガや体調不良、心の悩みに専門の医療スタッフが対応します。
● 健康医療相談
急な発熱や頭痛、ケガをしたときの対処
● メンタルヘルス相談
人間関係のトラブル、気持ちの落ち込み
● 近隣の病院案内
必要に応じて受診先をご案内
関連リンク:安心・充実の入居者サービス「ナジッククラブ24」
お問合せ・ご来店について
部屋別の間取り、部屋別賃料、料金の詳細は、各店舗にてご確認ください。進学先によっては、学校別の専用パンフレットを作成しております。空室状況については、担当店舗のフリーダイヤルまでお問い合わせください。
フリーダイヤルは、携帯電話からもかけていただけます。来店時は予約をしていただくと、事前の資料準備やご案内の調整ができますので、短時間でスムーズにお部屋探しをお手伝いできます。来店する際にご契約を行う場合は、認印と身分証(ご本人と法定代理人)が必要です。
まとめ
今回は、食事付き学生マンションについてご紹介しました。食事付き学生マンションの多くは選択制のため、食事を付けないことも可能です。事前に食事付き学生マンションを選んでおくことで、生活スタイルに応じて食堂の利用と自炊のどちらかを選択できます。
初めての一人暮らしであれば、食事付き学生マンションがおすすめです。食事付き学生マンションを検討している場合は、ナジックまでお気軽にご相談ください。