設備の整った学生専用マンションに引越す場合と、一般的なマンションに引越す場合では荷物の量が変わることがあります。 運ぶものが多ければ、当然引越しの費用も高くなります。
引越しの費用は一般的に、引越し業者に見積りをしてもらってから決定します。 費用を抑えて賢く引越しを行うためにも、見積りのコツを押さえておきましょう。
引越し見積りのコツ
引越す前に見積をしよう
見積り依頼のしかた
大手の引越し業者に依頼する場合は、それぞれの会社のホームページにある「お見積りページ」から依頼が可能です。
多くの場合、ホームページの中に引越し金額の目安が明示されていることが多いので、お部屋を見ながら大体の見当をつけておくことも大切です。 場合によっては、実際に今の住まいに引越し業者のスタッフが来て、金額を提示してくれる場合もあります。
正確な見積りを出すためのポイント
見積りの金額は「大体これくらいの金額で運びます」というものなので、見積り時と実際の引越しの際に荷物の量が違っていたりすると、実際に請求される金額に差が出る場合があります。
より正確な見積りを出すためにも、引越し業者には正しい情報を伝えましょう。
押さえておきたいポイント
●下宿先の住所
自宅からの距離がわかると見積りを出しやすくなります。近場ならかなり安く抑えることもできます。
●荷物の種類と量
一口にベッドといってもシングルやダブルといった違いがあり当然作業量が変わるので、どのような種類のものかわかりやすく伝えましょう。また、われものや慎重な取り扱いが必要なパソコンやピアノなどがあれば必ず伝えておくこと。エアコンなどの取り外しなど別途費用が必要となるものもあります。
●下宿先の階数とエレベーターの有無
エレベーターがないと運搬に時間がかかります。1階ならともかく、上層階の場合は重い荷物を階段で運ばなくてはならないため、当然見積金額も高くなります。
●下宿先に接している道路の幅
狭いと引越しトラックが入れないことも。マンションから遠い道路にトラックを置いて、毎回荷物を担いで往復することになるので、見積りに響きます。
●日時と時間帯
曜日などによって料金が変わることも。入学式の日時などで絶対に変えられないという場合以外は、第二、第三候補位までは伝えておきましょう。
最後に
荷物の量や日時など細かな点がわからない場合は、「未定です」と伝え、自宅で実際に荷物を見てもらって見積りをお願いしましょう。 手間はかかりますが、引越し業者のスタッフも実際に運ぶ荷物を確認できるので、より正確な金額の提示が可能となります。