契約手続きの説明を受けている女性

「進学で一人暮らしを始めるけど保証人がいない…」「保証人はどうすればいいの?」など、初めての賃貸契約では、不安を感じる学生の方も多いでしょう。とくに、保証人なしで一人暮らしの賃貸契約を検討している場合は、戸惑う場面もあるかもしれません。しかし、保証人がいなくても、賃貸契約をする方法はあります。


本記事では保証人なしで一人暮らしをするための方法や注意点について解説しますので、安心して新生活のスタートを切るための参考としてご覧ください。

保証人なしで一人暮らしの賃貸契約をする方法

昨今は保証会社の利用率も増加しており、保証人がいなくても保証会社を利用すれば賃貸契約が可能です。


それではどのような賃貸契約を選べばよいのか、4つの方法について見ていきましょう。

保証会社を利用する

一般的なのは保証会社を利用する方法です。保証会社とは利用料金を支払うことで、万が一の滞納が生じた際に賃料を立て替えてくれるほか、貸主に代わって契約時の審査や契約期間中の債権管理を行う企業のことです。


現在では多くの賃貸契約において、保証会社の利用が必須とされているため、保証人なしでの一人暮らしは難しくありません。保証会社を利用することには多くのメリットがありますが、注意点もあります。この記事の後半で詳しく解説しますので、一人暮らしを始める際の参考として、ぜひ最後までご覧ください。

保証人不要の賃貸物件を選ぶ

保証人不要とされている賃貸物件を選ぶのも方法のひとつです。物件によっては、保証人不要で、保証会社を利用しなくても賃貸契約可能としていることもあります。

クレジットカード払いが可能な物件を選ぶ

一般的ではありませんが、クレジットカードで賃料を支払える物件であれば、保証人が不要とされることもあります。


ただし、ごく一部の物件で導入されている支払い方法であり、必ず保証人不要となるわけではありません。

UR賃貸住宅を契約する

UR賃貸住宅は保証人不要で契約できることがメリットです。ただし、入居資格を満たす必要があるため学生の部屋探しだと難しいケースがあります。よくある入居資格としては20歳以上や、安定した収入が必要などがあり、場合によっては本人名義での契約が難しいこともあります。


出典:UR賃貸住宅|賃貸マンション・大規模マンションの物件情報

https://www.ur-net.go.jp/chintai/


出典:お申込み資格|URの借り方|UR賃貸住宅

https://www.ur-net.go.jp/chintai/rent/requirements/

一人暮らしの賃貸契約で利用できる保証会社の仕組み

保証会社の仕組みは次のとおりです。


1.賃貸契約の際に保証会社と賃貸保証契約(家賃の支払いを保証してもらうための契約)を結ぶ

2.保証会社に保証料を支払う

3.賃料滞納があった場合、保証会社が賃料支払いを立て替える

4.保証会社から契約者のもとに立て替え分の請求が届く


一般的には、敷金・礼金などを支払うタイミングで保証料を支払い、保証会社と賃貸保証契約を結びます。


万が一、賃料を滞納してしまった場合には、保証会社が契約者の代わりに、物件オーナーや管理会社へ賃料の立て替え支払いを行います。その後、保証会社から請求された立て替え分を、契約者が支払う仕組みです。

近年の賃貸契約で保証会社の利用率が増加している背景

2020年4月の民法改正により、個人が保証人となる場合には、あらかじめ保証の上限金額(極度額)を定めることが義務付けられました。また、保証人を用意できない方の賃貸契約が増えていることも、保証会社の利用が広がっている理由の一つだと考えられます。


保証人の責任が有限となったことで、高額な滞納が発生した場合には、保証人がすべてを負担できないケースも考えられます。そのため、保証人に代わる仕組みとして、保証会社の利用が選択される場面も増えています。


保証会社を介することで、高齢者や一人暮らしなど、保証人を用意できない方でも賃貸契約がしやすくなり、結果として、保証会社の利用率が増加したと考えられます。


出典:e-Gov法令検索民法

https://laws.e-gov.go.jp/law/129AC0000000089

一人暮らしの賃貸契約で保証会社を利用するメリット

メリットと記載されたサイコロを並べている画像

それでは保証人なしで一人暮らしをしたいと考える方に向けて、保証会社を利用する3つのメリットを解説します。

審査通過率が高くなる

保証会社を利用すると賃料滞納のリスクが低くなるため、賃貸契約での審査通過率が高まります。定職に就いていない学生さんの一人暮らしであれば、賃料の支払いが遅れるリスクが高いと判断されることがあるでしょう。


保証会社を利用することで、契約後に賃料の滞納が生じた場合でも、保証会社が賃料を立て替える仕組みが用意されています。その結果、賃貸契約が可能かどうかを判断する際の材料の一つとなり、審査に通過しやすくなります。

敷金を抑えられる場合がある

保証の範囲に原状回復費用が含まれている場合、稀に敷金を抑えられることがあります。敷金は、退去時に部屋を修復するための原状回復費用などに充てる目的で、入居時に「一時預かり」のような形で支払う費用です。


保証会社が原状回復費用まで保証する場合、敷金は少なくても良いと考える貸主側もいるでしょう。一般的な賃貸物件ではほとんど見られませんが、UR賃貸住宅などの公的性格を持つ賃貸住宅では、保証会社の利用によって敷金が減額されるケースもあります。

賃貸契約の手続きがシンプルになる

保証人を用意するうえでの手続きが不要となり、賃貸契約自体がシンプルになることもメリットです。もし保証人が必要であれば、保証人を探す必要がありますし、場合によっては、保証人の収入を確認するための書類の提出を求められることもあります。


しかし保証会社を利用すれば、契約書類を記入するだけで手続きが完了します。とくに学生さんの場合は、合格発表から引っ越し、入学までの期間が限られているので、保証会社を利用した保証人不要の物件を選ぶことで、手続きの負担を抑えやすくなるでしょう。

一人暮らしの賃貸契約で保証会社を利用する際の注意点

保証会社を利用することには様々なメリットがありますが、注意点があることも事実です。保証人なしで一人暮らしの賃貸契約をしたいと思われるなら、次のようなポイントに注意しながら物件探しを進めましょう。

保証料が発生する

保証会社を利用するには、保証料の支払いが必要となります。一般的には、賃貸契約の時に賃料の0.5~1カ月分、2年目以降の契約更新の際に10,000~20,000円を支払うことになるでしょう。 

保証会社によっては、賃料の数%を利用料金として、毎月の賃料とともに請求するパターンもあります。いずれにしても保証料を支払うことになりますが、保証人が不要で、賃貸契約時の審査通過率も高くなるので、安心して一人暮らしを始められるでしょう。

審査に通過できない場合がある

保証会社を利用すると賃料滞納のリスクが低くなるため、賃貸契約での審査通過率が高まります。定職に就いていない学生さんの一人暮らしであれば、賃料の支払いが遅れるリスクが高いと判断されることがあるでしょう。


保証会社を利用することで、契約後に賃料の滞納が生じた場合でも、保証会社が賃料を立て替える仕組みが用意されています。その結果、賃貸契約が可能かどうかを判断する際の材料の一つとなり、審査に通過しやすくなります。

すべての物件で保証会社を利用できるとは限らない

保証人なしで一人暮らしをしたいと考えても、保証会社を利用できない物件もあります。現在では多くの賃貸物件で保証会社の利用が一般的となっていますが、貸主側の方針によっては、保証人のみを必要とする場合もあるでしょう。


見つけた物件が保証会社利用に対応しているかどうか、事前に確認しておくことが大切です。もし気になる物件を見つけた場合は、保証会社の利用が可能かどうかを、問い合わせの際に不動産会社へ確認しておきましょう。

保証人なしでも安心して一人暮らしを始めるために

賃貸契約を結ぶ時には保証人が必要だとされてきましたが、最近では保証人なしでも一人暮らしを始められます。保証会社を利用する方法が一般的で、審査に通過しやすくなるなどのメリットもあるため、お部屋探しをする時の参考にしてください。


初めての一人暮らしなら、「保証人はどうしよう…」など不安を感じる方も多いでしょう。ナジックでご紹介している物件は、ほとんどが保証会社利用に対応しています。


保証人なしで一人暮らしを始めたい方でも、たくさんの物件の中から選んでいただけますので安心です。

学生生活を目一杯楽しめる、より快適なお部屋を見つけたいとお考えでしたら、ぜひナジックまでお気軽にご相談ください。

この記事のタグ