一人暮らしを始めると、授業の課題提出やオンライン授業、サークルの連絡、趣味などでインターネットを使う場面が増えます。
その一方で、中には「どのようにインターネット環境を整えればよいのか分からない」という方もいるのではないでしょうか。ここでは、回線の種類と特徴を整理し、自分に合う選び方を解説します。
一人暮らしを始めると、授業の課題提出やオンライン授業、サークルの連絡、趣味などでインターネットを使う場面が増えます。
その一方で、中には「どのようにインターネット環境を整えればよいのか分からない」という方もいるのではないでしょうか。ここでは、回線の種類と特徴を整理し、自分に合う選び方を解説します。
一人暮らしを始める学生にとって、インターネットは日常生活に欠かせない存在です。インターネット環境が整っていないと、学業や日常生活に支障が出ることも少なくありません。
特に、以下のような使い方をする方は、スマートフォンとは別に自宅で使えるインターネット環境を整える必要があります。
【条件】
・オンラインで各種手続きを行う機会が多い
・パソコンやタブレットを日常的に使用する
・ビデオ通話やオンライン授業を利用する
・動画視聴やオンラインゲームを頻繁に楽しむ
・スマート家電をWi-Fi接続で使用する
自分の生活スタイルを思い浮かべながら、どの程度の通信環境が必要かを考えてみましょう。
インターネット回線の主な種類は以下の通りです。
【種類】
・モバイルWi-Fi
・ホームルーター
・固定回線
それぞれの特徴を解説します。
持ち歩ける小型のルーターでインターネットに接続する方法です。工事なしで使用できることから、ネット環境を手軽に整えたい方におすすめ。
新生活の準備で忙しい時期でも比較的短期間でネット環境を整えられます。
一方、時間帯によっては速度が落ちたり、短時間で大量に使用した場合は速度が制限されたりする点がデメリット。オンライン授業を受ける機会が多い方には向いていない場合もあります。
コンセントに挿すだけで利用できる据え置き型のルーターです。手軽さと安定性の両方を求めている方に向いています。使い方はシンプルで、基本は設置して電源を入れるだけ。複数台同時接続も可能です。
ただ、固定回線ほどの安定性は期待できません。また、設置環境によっては通信が不安定になることもあります。申し込み前に使いたい住所での提供状況を確認しておきましょう。
建物に引き込んだ光回線などのケーブルを使用してインターネットに接続する回線です。通信を安定させたい場合に特におすすめ。
速度と品質のバランスが取れている点も特徴です。特にオンライン授業の受講やビデオ通話、レポートのアップロードなどの予定がある方には、固定回線が向いています。
一方で、工事や開通まで時間がかかることもあります。また、他の選択肢と比較して料金が高い点も確認が必要です。
賃貸物件の場合は、工事をしても問題ないかどうか、あらかじめ不動産会社などに確認しておきましょう。
続いて、一人暮らしでインターネット契約をする際に確認しておきたい選び方のポイントを見ていきましょう。
いずれの回線も対応エリアを確認してから選択することが重要です。どれだけ条件がよくてもエリア外では使用できません。モバイルWi-Fiを利用する場合は、自分の行動範囲が対応エリア内に収まっていることも確認しておくことが大切。
固定回線の場合は、建物自体が対応しているか確認しておきましょう。また、学生向けのマンションやアパートではあらかじめ対応回線が決まっているケースもあります。
モバイルWi-Fiとホームルーターは、データ容量を確認してから選択する必要があります。プランの上限を超えて使用すると、通信速度が急激に遅くなってしまうためです。オンライン授業や動画視聴、クラウド保存は短時間の利用でも通信量がかさみやすい点に注意が必要。
「動画は見ないから」と通信データ量を少なく見積もって契約したところ、全く足りなかったというケースもあります。なお、固定回線にデータ容量の制限はありません。
毎月の固定費になる月額料金は、無理のない範囲で考えましょう。ただ、安さだけで選ぶのはおすすめできません。
インターネットは日常的に使用する機会が多いので、利用可能なデータ容量が少ないものや速度に問題があるものは、いくら安くても不満やストレスにつながりやすくなります。
少し料金が高くなっても、快適さとコストパフォーマンスのバランスを重視して選びましょう。
快適にインターネットを使うためには、通信速度も重要です。特にオンライン授業などがある場合は、速度が安定しているかどうかを重視しましょう。インターネット回線の種類によって、速度は大きく異なります。
ユーザーから投稿された通信速度レポートを公開している「みんなのネット回線速度」によると、各インターネット回線の通信速度平均(直近3か月)は以下の通りです。
※2025年12月22日時点の数値です。参考値としてご利用ください。
【各回線タイプの平均値】
・モバイルWi-Fi:Ping48.1ms、下り106.3Mbps、上り19.5Mbps
・ホームルーター:Ping44.3ms、下り158.6Mbps、上り24.3Mbps
・固定回線(光回線):Ping19.5ms、下り538.0Mbps、上り455.0Mbps
Ping(応答速度)は数字が小さいほど、反応が速いことを意味します。また、下りは数字が大きいほどWebページの表示や動画再生がスムーズです。上りは数字が大きいほどデータ送信が快適になります。
出典:みんなのネット回線速度
https://minsoku.net/speeds/optical/services
使いたい時間帯に安定してつながるサービスを選びましょう。特に夜間や休日は利用者が増え、通信が不安定になることも。レポート提出や課題作業を夜に行う場合は、特に注意したいポイントです。
固定回線は比較的安定していますが、モバイル系の回線は混雑時間帯の傾向をあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
モバイルWi-Fiとホームルーターは、回線工事不要で比較的早く使い始められます。一方、固定回線は原則として工事が必要なので、利用開始日が数週間後、申し込みのタイミングによっては数か月後になることも。
特に引越しシーズンは工事の予約が込み合うので早めに対応しておくことが重要です。
賃貸物件の中には、以下のようなインターネット環境に関する特徴を持つものがあります。
【記載内容】
・インターネット対応
・インターネット完備
どのような違いがあるか確認しておきましょう。
建物まで回線が引かれている物件を「インターネット対応」といいます。ただし、回線設備が整っているのは建物の共有部分まで。インターネットを利用する場合は、別途、回線事業者との契約や場合によっては室内工事が必要です。
利用開始までには多少時間がかかりますが、回線やプランは自分で選べます。
入居後すぐにインターネットが使える状態の物件が「インターネット完備」です。インターネット接続を提供するプロバイダとの契約が、あらかじめ済んでいるのが特徴です。
回線やプランを自由に選べないケースがあるものの、手続きの手間を省きたい方に向いています。入居初日からネットに接続できるのは嬉しいポイントです。
一人暮らしにおけるインターネットの必要性や確認しておきたい種類、選び方のポイントなどを紹介しました。モバイルWi-Fiやホームルーター、固定回線にはそれぞれ特徴があり、どれが適しているかは人によって異なります。
自分の生活スタイルや利用目的に合う選択肢はどれか、改めて考えてみましょう。
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