大学生の一人暮らし、初期費用はどれくらいかかる?平均相場を調査!

春から一人暮らしを始めるにあたって、「初期費用は結局いくら用意すればいいの?」というのは最も気になる問題ではないでしょうか。賃貸借契約(以下、賃貸契約)だけでなく、引越し代や家具/家電の購入費用も必要になるため、想像以上に大きな出費となります。

この記事では、初期費用の詳しい内訳から地域別の相場、さらには費用を抑えるコツや分割払いの方法まで解説していきます。

大学生の一人暮らし初期費用の平均相場は?

大学進学が決まると、まず気になるのが一人暮らしの初期費用ではないでしょうか。賃貸契約時には敷金や礼金、仲介手数料といった費用が発生し、さらに引越し費用や家具/家電の購入費用も必要になります。


全体でいくら準備すればよいのか、賃料(家賃)によってどれくらい変わるのか、また地域による違いはあるのか。これから、一人暮らし初期費用の具体的な相場と内訳、地域ごとの違いについて詳しく解説していきます。

賃貸契約の初期費用相場は30〜70万円

大学生の一人暮らしを始める際、賃貸契約の初期費用の相場は全国平均で30万円〜70万円程度です。


この初期費用には、敷金・礼金・仲介手数料・賃料・管理費/共益費・火災保険料・鍵交換費用などが含まれます。物件によって敷金や礼金、仲介手数料などの金額や割引有無など条件は異なりますが、賃貸契約だけで賃料の3〜6ヶ月分を見込んでおくと安心です。


さらに、契約費用に加えて家具/家電の購入費や引越し費用も必要になるため、全体でまとまった初期費用が発生します。進学前の早い段階から、一人暮らしに必要な資金を把握し、計画的に準備を進めることが大切です。


地域別の初期費用相場【札幌・大阪・東京・福岡】

一人暮らしの初期費用は、地域ごとの賃料相場によって大きく変動します。賃料が高い都市部ほど契約時に必要な費用も増えるため、進学先エリアの賃料水準を把握することが重要です。

東京都内では、ワンルームなど一人暮らし向け賃貸物件の賃料相場が6〜10万円前後と全国の中でも高額な地域で、初期費用は賃料×3〜6ヶ月分が目安です。物件の築年数や立地によっては初期費用が40~70万円近くになるケースもあります。また、繁忙期の引越し・保証料が高めなど上振れしやすい条件もあるので注意が必要です。


大阪は賃料5〜6万円の物件が多く、初期費用は約25〜50万円に収まることが一般的です。敷金・礼金ゼロ物件も多く、条件次第ではさらに抑えることもできます。


札幌は全国的に見ても賃料が低く、4〜5万円程度の物件が中心です。初期費用も約20〜35万円と比較的リーズナブルで、30万円前後に収まるケースが多く見られます。


福岡も賃料4〜6万円と手頃で、初期費用は約25〜40万円が相場です。学生向け物件が多い地域では、敷金・礼金がない物件も多く、予算に合わせて柔軟に選べます。


このように、同じ学生向け物件でも地域によって初期費用に10〜20万円以上の差が出ることは珍しくありません。進学先が決まった段階で、早めにその地域の賃料帯を確認し、必要な資金を計画的に準備しておくことが大切です。

大学生と専門学生で初期費用に差はある?

大学生と専門学校生の間で、初期費用に明確な差が生じることはほとんどありません。


初期費用は敷金・礼金・仲介手数料・賃料など、物件ごとの条件によって大きく変動するため、学校種別よりも物件選びの要素が費用を左右します。さらに、家具/家電を新規購入するかどうか、引越しの時期や方法など、個人の選択によっても金額は大きく変わります。


また、不動産会社の入居審査においても、大学生と専門学校生で手続きが変わることは基本的にありません。審査は、親の収入や連帯保証人の有無、保証会社への利用可否など、支払い能力や契約条件に基づいて判断されます。


たとえば賃料6万円の物件では、大学生でも専門学校生でも契約関連の初期費用は約20〜40万円前後が一般的で、費用差はほぼありません。家具/家電付き物件や学生マンションも、どちらの学生でも同じ条件で利用できます。


そのため、初期費用を抑えたい場合は、どの学校でも


・割引キャンペーン対象物件
・家具/家電付き物件
・築年数がやや古めの物件
・引越し時期の調整


 などの方法で費用を削減することが有効です。

- ナジックより -

初期費用は物件の条件で差が出やすいので、気になる物件を見つけたら「見積書」で総額を確認するのが確実です。ナジックでは見積りの見方も含めてご案内できます。


また、費用をおさえる方法として通学時間の範囲を少し広げてみるのもおすすめです。賃料が高額になりやすい中心部から少し離れるだけで賃料相場がぐっと下がるケースもあります。

大学生の一人暮らし初期費用の内訳を項目別に解説

大学生の一人暮らし初期費用の内訳を項目別に解説

一人暮らしの初期費用は "総額30〜70万円が目安"  とされていますが、その内訳を理解しておくことで、どこに費用がかかり、どこを節約できるのかを判断しやすくなります。初期費用には、不動産会社への支払いだけでなく、引越し費用、家具/家電の購入費、さらには見落としがちな細かな生活用品の費用まで含まれます。


ここでは、一人暮らしの初期費用を項目ごとに分けて、相場とポイントを詳しく解説します。

不動産会社へ支払う賃貸契約時に必要な費用(目安:全体の40~60%)

賃貸契約時に不動産会社へ支払う費用は、初期費用の中でも最も大きな割合を占めます。

6万円の物件を例にすると、一般的な相場は 約25~40万円。物件の条件によって金額の幅が大きくなります。


【主な内訳】
敷金:賃料1〜2ヶ月分(退去時の修繕費に充てられ、残額は返金)
礼金:賃料1〜2ヶ月分(返金なし)
仲介手数料:賃料1ヶ月分+消費税
賃料・日割り賃料:入居月分(契約開始日によっては翌月分も)
保証会社の初回保証料:賃料0.5〜1ヶ月分
鍵交換費用:1.5〜2万円
火災保険料:1〜2万円
その他(室内消毒料など):0.5〜1.5万円程度


敷金・礼金など初期費用は物件によって大きく異なるため、契約前によく条件を確認するようにしましょう。また、賃料を抑えることで全体の費用を削減することが出来ます。「バス・トイレを一緒にする」、「築年数にこだわらない」など安全面に影響が出ない設備を抑えることで費用削減に充てることもおすすめです。

- ナジックより -

見積りには物件ごとに項目名が違う費用が入ることがあります。これは物件毎にオーナーさんの考えなどがあるためです。


似た名前の項目でも使用用途が異なるケースがありますので、項目について不明な費用がある場合は、内容を確認したうえで比較するのがおすすめです。

引越し費用の目安(4〜10万円)

引越し費用は、荷物量と移動距離によって大きく変動します。


実家から近距離の引越しで荷物が少ない場合、費用は 3〜4万円 程度で済むこともあります。特に大学入学時は家具/家電を現地で購入するケースが多く、段ボール数箱ほどであれば宅配便の利用や自家用車での運搬も可能です。



一方で、遠方からの引越しやベッド・タンスなど大型家具を運搬する場合は 6〜10万円 が一般的です。特に3〜4月の繁忙期は料金が高騰し、通常の1.5〜2倍になることもあります。
費用を抑えるには以下が有効です。


・複数社から見積もりを取る
・単身パック・学割プランを利用
・引越し日を繁忙期からずらす
・家具/家電付き物件を選び、引っ越し荷物を減らす


準備次第で数万円の節約が可能です。

家具/家電・生活用品の購入費(10〜25万円)

一人暮らしに必要な家具/家電を揃える費用は、10〜25万円 が一般的な目安です。新品で一式揃える場合は20万円前後になることが多いものの、選ぶ製品のグレードや購入方法によって大きく変動します。


【主な必要アイテムと相場】
冷蔵庫:2〜4万円
洗濯機:3〜5万円
電子レンジ:1〜2万円
ベッド:2〜4万円
テーブル・椅子:1〜2万円
カーテン:5千〜1万円
照明:3千〜1万円
自炊をする場合は、炊飯器(5千〜1.5万円)や調理器具が追加で必要になります。

費用を抑える方法として、
家電量販店の「一人暮らしセット」で購入
リサイクルショップやフリマアプリで中古品を購入
家具/家電付き物件の利用

などが挙げられます。ただし中古の大型家電は配送・設置費用がかかることがあるため、総額で比較することが重要です。


- ナジックより -

家具/家電に加えてカーテン・照明など“意外と買い足すもの”も出やすいです。最初から必要なものが揃っている家具/家電付き物件だと、総額と準備の手間を抑えやすくなります。一人暮らしの最初はミニマムな家財から初めて、生活していく中でないと不便なものを買い足していくようにすると余計な出費を抑えやすくなります。

その他の見落としがちな初期費用(3〜5万円)

賃貸契約や家具/家電以外にも、入居後すぐに必要となる細かな費用があります。

【主な項目と相場】
カーテン:5千〜1万円
照明器具(備え付けがない場合):3千〜1万円
生活必需品(洗剤・トイレットペーパー・シャンプーなど):3千〜5千円
食器・調理器具:5千〜1万円
インターネット工事費(必要な場合):1.5〜3万円

これらを合計すると、3〜5万円程度 の追加出費になります。生活必需品は小さな金額でも積み重なるため、事前に必要となる費用を確保しておくと安心です。

学生必見!初期費用を抑えるコツ4選

学生必見!初期費用を抑えるコツ4選

一人暮らしの初期費用は多くかかりますが、工夫することによって削減できる可能性があります。賃貸契約時の初期費用をどう抑えるか、家具/家電の購入費をゼロにする方法はあるのか、入居後の賃料負担をどう軽減するのかなど学生の初期費用を抑えるための具体的な4つの考え方について、それぞれのメリットと注意点を詳しく解説していきます。


また、初めての一人暮らしで安心を優先したい場合、コストとのバランスはどう考えればよいか、合わせて考えていきましょう。

敷金・礼金ゼロ物件を探す

敷金・礼金ゼロの物件を選ぶことで、賃貸契約する際の初期費用を削減できます。


敷金は退去時の原状回復費用に充てられ、残金があれば返還される預かり金ですが、礼金は大家さんへの謝礼として支払うもので返金されません。この2つがゼロになれば、初期費用を大幅に抑えられます。


ただし注意点もあります。需要が多い地域(都心部や学校周辺、交通アクセスが便利なターミナル駅など)では費用を下げて募集する理由がないため、敷金・礼金ゼロ物件がない場合があります。敷金がない物件では、退去時の修繕費が全額実費負担となる可能性があり、また、礼金ゼロの代わりに賃料が相場より高めに設定されているケースや何らかの理由で入居者が集まりにくいなど、特殊な事情も少なくありません。学生マンションでは、学生が部屋探しをする時期が決まっているため、その時期に多くの学生を集めたい考えのオーナーさんや学生のために負担を減らしたい考えのオーナーさんがキャンペーンとして割引しているケースがあります。


契約前には、初期費用の総額だけでなく、賃料や共益費といった長期的な支出も含めて比較検討することが重要です。不動産会社に「初期費用を抑えたい」と明確に伝えることで、条件に合う物件を紹介してもらいやすくなります。

- ナジックより -

「敷金・礼金ゼロ」は初期費用が下がる一方、退去費用や特約など契約条件の確認が大切です。

また、「なぜ安くする必要があるのか?」など契約前にチェックすべきポイントも忘れずに確認するようにしましょう。

家具/家電付き学生マンションなら最大30万円節約

家具/家電付きの学生マンションを選べば、冷蔵庫・洗濯機・ベッド・机・カーテンなどを新たに購入する費用が不要となり、初期費用を削減できます。


一般的に、これらの家具/家電を一式揃えると10万円から30万円程度かかりますが、あらかじめ備え付けられた物件ならこの負担がゼロに。引っ越し時の荷物も減るため、運搬費用も抑えられます。


学生専用マンションや学生向け物件には、こうした家具/家電付きプランを用意している物件が多く、入居したその日から生活を始められる点も魅力です。


ただし、家具/家電の種類やデザインは選べないため、自分好みの部屋づくりをしたい方には向かないかもしれません。物件数も限られるため、早めの情報収集が大切です。


- ナジックより -

家具/家電付きの学生マンションを選ぶことで、購入費用だけでなく引っ越し費用も含めて初期費用を抑えられる側面もあります。


また、家具/家電付き物件であれば「設備」として設置されているケースがほとんどなので、故障など不具合が出た際も修理・交換はナジックが対応致します。ぜひご活用ください。


フリーレント物件で初月賃料が無料に

フリーレント物件とは、入居後の一定期間、賃料が無料になる契約条件のことです。

無料期間は1ヶ月が一般的で、入居直後の生活費にも余裕が生まれるため、アルバイト代だけでは生活が厳しい学生にとって大きなメリットといえます。

ただし注意点として、フリーレントは賃料のみが対象になるため「共益費や管理費」は該当せず、賃料無料期間中でも発生するケースが多いです。

また、一定期間内の解約(短期解約)をすると違約金が発生する契約もあるため、契約内容を必ず確認しましょう。


女性専用・学生専用マンションの安心感とコスト

女性専用・学生専用マンションは、オートロックや防犯カメラ、管理人常駐といったセキュリティ面が充実させていることが多く、初めての一人暮らしでも安心して生活できる環境が整っています。特に女性専用マンションの場合、入居者が限定されているため不審者の侵入リスクが低く、親御さんにとっても安心材料となるでしょう。


特に、遠方から進学される場合、安全面を優先するなら学生専用マンションは有力な選択肢です。物件探しの際は、セキュリティ内容と費用のバランスを比較検討してみてください。

女性専用・学生専用マンションの安心感とコスト

初期費用について、いつまでにどのタイミングで支払うのか、具体的なスケジュールを把握していないと準備が間に合わないケースがあります。契約申込から鍵の引渡しまで、段階的に発生する支払いのタイミングを見誤ると、入居日に間に合わない事態にもなりかねません。


また、最初の月の賃料は日割り計算なのか全額必要なのかによって、初期費用の総額が数万円単位で変わることもあります。支払いの流れと準備すべき時期について詳しく見ていきましょう。

いつまでに現金を用意すれば間に合う?

賃貸物件の初期費用は、入居前に一括で支払うのが一般的です。
そのため、物件の申込時には現金を準備しておく必要があります。


具体的なスケジュールとしては、物件の申込から1週間~1ヶ月程度で契約金の支払いが求められるケースが多いです。


契約時には敷金・礼金・仲介手数料・賃料などを合わせて、賃料の4〜6ヶ月分にあたる金額をすぐに支払える状態にしておく必要があります。


加えて、引越し費用や家具/家電の購入費も入居日までに準備しなければなりません。


入居後すぐに生活できるよう、早めに準備しましょう。

- ナジックより -

学生の場合、受験形態によって部屋探しのタイミングが異なりますが、一般受験や国公立の後期まで視野に入れている方は申込〜契約までの期間が非常に早いことがあります。希望条件が固まりきっていなくても、早めに相談して候補を出しておくと資金計画が立てやすくなりますので、まずは相談するのがおすすめです。

契約時・入居前・入居後の支払いスケジュール

次に賃貸契約の初期費用の支払いについてもう少し具体的に、確認していきましょう。
賃貸契約の初期費用の支払いは契約の進行に合わせて段階的に発生します。


まず、契約申込時には申込金として賃料1ヶ月分程度を支払うケースがあります。これは物件を仮押さえするための費用で、契約成立時には初期費用の一部に充当されます。該当の物件が申込金が必要かどうか忘れずに確認しましょう。


次に、契約締結時が最も大きな支払いのタイミングです。敷金・礼金・仲介手数料・賃料・火災保険料・保証会社への初回保証料などを一括で支払います。賃料6万円の物件なら、この時点で25~40万円程度が必要になります。


契約開始後は、引越し業者への支払いや家具/家電の購入費が発生します。これらを含めた支出を想定しておく必要があります。

初月の賃料は日割り計算?全額必要?

月の途中から入居する場合、初月の賃料は日割り計算で支払うのが一般的です。


例えば、賃料6万円の物件に3月15日から入居する場合、15日から31日までの17日分を日割りで計算します。計算式は「6万円÷31日×17日=32,903円」となり、この金額を初月分として前払いします。


初月賃料の負担を抑えるには、入居日の選び方が重要です。月初めに入居すれば日割り賃料はほぼ1ヶ月分となりますが、月末近くに入居すれば数日分の賃料だけで済みます。


ただし、契約によっては日割り計算をせず初月から1ヶ月分全額を請求される物件もあります。契約前に不動産会社へ「初月賃料の計算方法」を必ず確認し、入居日を調整できるなら月末近くを選ぶことで初期費用を数万円抑えられる可能性があります。


-ナジックより -

今回は一般的なものを上げましたが、賃貸契約についてはマンションごとに募集している条件が異なるケースがほとんどです。各名目や割引条件、日割りの計算など様々な条件が設定されています。


お部屋探しの際は必ず条件を確認し、分からないものは担当に確認を忘れないようにしましょう。

大学生は仕送りなしでも一人暮らしはできる?

一人暮らし初期費用を準備できても、入学後の生活費はどうするのか。親からの仕送りが見込めない場合、学生本人だけで生活を成り立たせることは可能なのでしょうか。


実際にアルバイトと奨学金だけで暮らしている学生もいますが、その生活実態はどのようなものなのか、また学業との両立や精神的な負担はどの程度なのか。仕送りなしでの一人暮らしが現実的な選択肢なのか、それとも何らかの経済的支援が必要なのか。具体的な事例とリスクを踏まえて解説していきます。

仕送りなしのリスク、大変なこと

仕送りがない生活では、学業に専念できる時間が大幅に制限される点が最大のリスクです。


生活費を稼ぐために週20時間以上のアルバイトが必要となるケースも多く、授業やゼミ、試験勉強に充てられる時間が削られてしまいます。結果として、単位取得に支障が出たり、希望する研究活動に参加できなかったりする可能性があります。


また、教科書代や実習費、病気やケガで働けなくなった場合の医療費など、予期せぬ急な出費への対応に苦労するケースなども起こりえます。


結局仕送りは必要?

仕送りについては、実際に仕送りなしで一人暮らしを続けている学生のデータもあり、仕送りなしでの学生生活も不可能ではない一方で、苦労する場面が多くなりやすい傾向があります。


完全な仕送りが難しい場合でも、初期費用だけは親御さんが負担する、月数万円の仕送りや自炊用の食材支援など、部分的なサポートを検討してみてください。学生本人もアルバイトや給付型奨学金を組み合わせることで、無理のない範囲で自立心を育みながら充実した大学生活を送れるはずです。

大学生の一人暮らしの初期費用を払うのは?学生・親どちらが多い?

大学生の一人暮らしの初期費用を払うのは?学生・親どちらが多い?

賃貸契約の初期費用を、実際に誰が支払っているのでしょうか。進学を控えたご家庭では、親が全額負担すべきか、学生本人にも一部負担させるべきか、判断に迷われることも多いはずです。これから、親と学生それぞれが負担するケースの実態と、どちらが多いのかについて詳しく見ていきます。

“親が負担”するケース

親が初期費用を負担するケースが多い背景には、子どもの教育環境を整えたいという思いがあります。数十万円を超える初期費用は学生本人がアルバイトだけで準備するのは難しく、特に入学前の短期間で貯蓄するのは現実的ではありません。


月々の生活費はエリアに拠って6割~8割近くを仕送りが占めているデータがあり、初期費用についても同様に親の経済的サポートが前提となっているケースが大半です。

“本人が負担”するケース

学生本人が初期費用を負担するケースもあります。


その場合、入学前に予約採用で申請した奨学金の初回振込分を活用する方法が現実的です。給付型であれば返済不要ですし、貸与型でも在学中は返済の必要がないため、初期費用に充てられます。


アルバイトで貯めた資金を使う学生もいますが、高校生のアルバイト収入だけで数十万円以上を貯めるのは容易ではありません。そのため、日本政策金融公庫の教育ローンなど、学生本人または親が借り入れできる制度を検討するのも一つの手段です。

初期費用を払うのはどちらが多いか

初期費用を実際に負担しているのは、親というケースが圧倒的多数です。


学生本人が、高校生活でのアルバイトで初期費用を貯めることは、学業との両立が難しく現実的とは言えません。


一方で、奨学金や教育ローンを活用して本人が負担するケースも存在します。ただし、完全に自力で賄う学生は少数派で、多くは親と本人が分担する形をとっています。


初期費用の準備は避けて通れない課題です。早めの資金計画と、費用を抑えられる物件選びが重要になります。


大学生の一人暮らし費用でよくある質問

大学生の一人暮らし費用でよくある質問

初期費用をクレジットカードで支払える?

近年、初期費用をクレジットカードで支払える不動産会社が少しずつ出てきています。

利用できるカードブランドは、VISA・MasterCard・JCBなどの主要ブランドが中心です。


クレジットカード払いのメリットは、ポイント還元が受けられることや、手元に現金がなくても契約できる点にあります。40万円の初期費用なら、還元率1%のカードで4,000円分のポイントが貯まる計算です。


ただし、業界全体の現状では初期費用のクレジットカード払いはまだ一般的ではなく、多くの物件では従来通り銀行振込や口座振替が求められます。

また、クレジットカード払いの場合、不動産会社によっては決済手数料として3〜5%程度を請求されることや、「毎月の賃料のみ対応」「利用できるカード会社が指定される」などの制限がある場合もあります。学生の場合はカードの利用限度額が低めに設定されていることが多いため、事前に限度額の確認や引き上げ申請が必要です。


物件の申込時に、レジットカード払いが可能かどうかや使用条件なども不動産会社へ確認しておくとスムーズです。

初期費用は分割払いできる?

初期費用の分割払いは、一部の管理会社や保証会社専用の分割払いサービスを利用することで可能です。


学生でも利用できる条件としては、安定した収入があること、または親権者の同意が得られることが一般的です。アルバイト収入がある場合や、親が連帯保証人になれる場合は審査に通りやすくなります。


ただし、前述したクレジットカード払いよりも対応しているケースは少ないため、注意が必要です。契約前に不動産会社へ分割払いサービスの利用可否を確認しましょう。


学生は賃料保証会社の審査に通る?

学生が賃料保証会社の審査に通ることは可能です。


ただし、学生本人に安定収入がないケースがほとんどのため、親や親族が連帯保証人になることを求められるのが一般的です。保証会社によっては、アルバイト収入があれば学生本人だけで審査を通過できる場合もありますが、親の収入証明書の提出が必要になることもあります。


収入基準は保証会社ごとに異なり、賃料の30〜40倍程度を目安とするケースが多いと言われています。


万が一審査に落ちた場合でも、別の保証会社を利用できる物件を探す、親以外の親族に保証人を依頼する、といった対処法があります。不動産会社に相談すれば、審査基準の異なる保証会社を紹介してもらえることも多いため、まずは正直に状況を伝えることが大切です。

家具/家電は中古でも大丈夫?

家具/家電を中古で揃えることは、初期費用を抑える有効な手段です。


リサイクルショップやフリマアプリを活用すれば、冷蔵庫や洗濯機といった大型家電を新品の半額程度で購入できるケースもあります。例えば、新品なら3万円する冷蔵庫が1万5千円で手に入ることも珍しくありません。


ただし、注意点もあります。「中古品は保証がない」、または「新品で購入するよりも保証期間が短い」ため、購入後すぐに故障しても修理費は自己負担です。特に冷蔵庫や洗濯機は、運搬費用や設置費用が別途かかることがあり、これらを含めると新品の格安セットとあまり変わらない場合もあります。


購入時は必ず動作確認を行い、傷や汚れの状態をチェックしましょう。フリマアプリでは出品者の評価も確認し、返品条件を事前に確かめておくと安心です。生活必需品である冷蔵庫や洗濯機は新品、その他の家具は中古で揃えるといった使い分けも賢い選択といえます。

大学生におすすめの部屋の広さは?

大学生の一人暮らしに適した部屋の広さは、1Kまたはワンルームで15~30㎡程度が目安です。


広いほどベッド・デスク・収納家具を配置しても生活動線が確保でき、自炊や勉強に必要なスペースも十分に確保できます。ただし、「バス・トイレ別か一緒か」、「洗面台や洗面所の有無」などの設備条件で必要な広さが違うため注意が必要です。賃料相場との兼ね合いでは、東京都内で1K・20㎡前後なら7万〜10万円、大阪なら5万〜7万円程度が一般的です。


広すぎる部屋を選ぶと、賃料が高くなるだけでなく、冷暖房費も増加しますので注意が必要です。


学生マンションでは、20㎡前後の1Kタイプが多く用意されており、初めての一人暮らしでも使いやすい間取りといえるでしょう。物件探しの際は、広さだけでなく収納スペースの有無も確認してください。


まとめ

いかがでしたか?大学生の一人暮らしは、賃貸契約の初期費用(敷金・礼金・仲介手数料など)に加え、引越し代や家具/家電代も必要で、初期費用の目安は30〜70万円ほど。地域や物件条件で差が出るため、家具/家電付き、フリーレント等の各種キャンペーンを活用し、支払い時期も踏まえて早めに資金計画を立てましょう。


ナジック学生マンションでは、家具/家電付きや食事付などを含めた学生向け物件を全国各地でご紹介しています。セキュリティ面でも安心できる学生専用マンションを中心に、快適に学業に専念できる住まいを多数取り揃えています。まずはお気軽に、ご希望のエリアや予算条件で物件を検索してみてください。

この記事のタグ